夫は妻の見方になるべきか子供の見方になるべきか

お久しぶりです。

2020年の初投稿です。だいぶ前回の投稿から時間(約3ヶ月)が経ちました。一時期忘れていた時期もありましたが、時々ブログ更新しなきゃと思いながらずるずる仕事の忙しさのせいにきた結果がこのありさま。

 

まぁ、とは言ってもこうしてまた戻れたので。自分を褒めながら今日もつらつら書いていきたいと思います。今日はどうしても書きたいと思う気持ちが出てきて書いています。(珍しいです)

 

 

タイトルにあるように悩んでいたんです。ずっと。いや、答えはうっすらあったのですが、上手くいかず。それが今日少し自分の家庭での自分の立ち位置というか、このタイトルの答えが見えた気がしたのでアウトプットしたいと思い投稿することにしました。

 

 

子供のいる家庭ではよくあることなのかなと思うのですが、親が子供を叱る?怒る?威圧的にコントロールする?なぜなら言うことを何度言っても聞かないから。もちろん僕もたまに使ってしまいます。

 

「片づけしなさい」

「宿題しなさい」

「どうして決めたのにやらないの」

「昨日もやらなかったじゃない。やらないとどうなるかわかっているの?」

「〇〇ちゃん家は・・・」

「あなたの為なの」

※言い方を優しくしたり、変えたりするのも同様に考えます。

 

 

 

 

このような言葉を何度聞いた事でしょうか。

その都度、子供も悪いかもしれないが、一生懸命子供と向き合ってる妻の接し方も変えられるんじゃないかと思いながら、自分がどうすれば良いか答えが毎回出ませんでした。妻にアドバイスをしたいと思い伝えるも伝わらず、逆に反感を買ってしまい泥沼状態。そんなことが年間数回、そしてそれが数年続いてきました。

 

 

 

具体的には、公文の宿題、ピアノ、チャレンジ、片づけ、宿題などです。

公文の宿題は娘は泣きながらやっていました。しまいには教え方もやらせかたもわからない妻も泣いて、公文が悪いわけでは無いけど、こんなに家族が泣きながらギクシャクしながらみんなストレスを抱えながらやるものかということで辞めました。※ただ、この問題のやっかいなところは辞めたから解決するわけではないのです。

 

 

ピアノの時もそうでした。厳しくしないとやらない子供に、妻なりに色々考えて、優しく教えたりしましたが結局やらないのに嫌気がさし、発表会が近くなりイライラし怒りやらせる。妻も子育ての本を読んだりして努力している姿も見ています。

チャレンジも、片付けも宿題も全部同じです。

毎日、全てそうなるわけではありませんが、そんなサイクルから抜け出せない親子関係を見ながら自分がどうしたら良いか答えを出せずにいました。

 

 

そんな中、今日の朝、しかも娘の誕生日を家族で祝うランチがある今日にこの問題が起きたのです。

 

 

最初は優しかった妻もだんだんイライラし始め、怒ってもやらない子供たち。ついに時は来ました。妻が沸点に達すると、子供たちのスイッチは入ります。「やばいぞ」という気持ちになったのか。もっと早く気付けと思うのですが、子供達は泣き止み自分のこと(着替え、片付け、チャレンジ・・・)を始めます。自分で泣き止み行動できるんじゃん。しかし妻の一度達した怒りは簡単には消えません。

 

なぜ起こらせるのか。怒らせないとなぜ動けないのか。自分だって怒りたくない、でも怒らないということを聞かない。自分を自分でコントロールできなくなっている状態。普段溜めていたストレスを一気に放出し。それは夫の僕にも。以前はそれに対して色々話していましたが、このタイミングで言うのは逆効果だと思ったので、我慢して黙って聞いていました。

 

 

少し時間が経ち、落ち着いてから。どうしたら良いんだろうと妻から問いかけがありました。

 

 

そこでまず思ったのは。

妻の想い:子供の為に最高のサポートをしてあげたい

妻の現実:言うことを聞かない為、怒って動かそうとするもキレるまで動かない キレた後、後悔し、どうしたら良いか分からない迷路にまた迷い込む

 

子供の想い:ピアノ、チャレンジなど頑張ってできるようになりたい

子供の現実:遊びたいし、やらなきゃいけないことはわかっているけど体が動かない(やりたくない気持ちが勝ってしまう)

 

二人の想いは一致しているのに、現実として怒り、怒られ、しまいには子供は妻の質問にも答えられなくなり、何もせずに終わるそんな状態で、2~3日後はまた日常が戻るというサイクル。

 

 

そして話し合いが始まりました。カチッとした感じではなく、流れの中で。そこで僕の想いを伝え始めました。

 

 

※その前に聞きながら、このタイトル「妻の見方か、子供の見方か」を考えるのですが、どっちも悪くないんです。どっちも頑張ろうとしていてお互いの理想や目指す方向は一致していて。だからどっちの見方になることもできないと思ったんです。ただ、今までは妻のやり方を変えたほうが良いと思い、子供の見方になり妻にアプローチしていたことの方が多かったのですが。。。

 

 

 

そこで今回はこんなことから話し始めました。

今まで、事柄(今日はチャレンジ)は違うけど同じことが繰り返されてしまったことと、同様に子供達は成長し本当に良い子に育ってくれていること。今までの親の関わりが良いか悪いわからないけれど、結果的には元気に楽しく学校に行って毎日を過ごせていること。その中で課題もあること。

 

できていないことにフォーカスするのではなく、全体をみてできていることとできていないことを分けてみました。そしてそれが合ってる間違っている、ではなくやってきた結果、現実に起きていることとして受け入れる。

 

そして、先ほど書いた妻の想いと現実、子供の想いと現実。家族の想いは一緒なのに上手くいかない現実について話しました。

 

 

 

そして、これからどうするのか。

僕は夫の立場として、妻と娘との関係についてアドバイスしたり話を聞いてあげることはできるけど直接的にその関係に影響を及ぼすことはできないと伝えました。それは二人の問題だから。これは問題から逃げたり、避けたりしているのではなく本質的な意味でサポートはできるけど二人の関係を変えるのは二人という意味です。だから今チャレンジやピアノについての妻と娘との関係は二人が変えたいと思い、一人一人が変わらない限り変化しないのではないかという投げかけと、僕が関わるのであれば、僕と妻、僕と娘との関係において良くなるようにアプローチすること。

 

これは昨年勉強したアドラー心理学にある「課題の分離」という考え方なのかなと思います。

 

子供に宿題をやる環境を作ることはできる、教科書、ノート、鉛筆、消しゴム、机、いす・・・でも、宿題をやるのは子供自身。怒りに負けてやらせているうちは、子供は宿題を自分の為にしているのではなく、怒られるのが嫌だからやっている。それで本当に子供が勉強を好きになるのでしょうか。好きだったとして果たして自ら考え興味を持ち、勉強による対価を最大限受け取ることができるのでしょうか。怒ることが全て悪いとは思いませんが、そこではなく、環境をどう作るかを考えるべきなのではと思うのです。

 

だから、妻と一緒に子供にどんな環境を作ってあげればもっとお互いストレスなく、昨日よりも良くなるのかを今後話し合っていきたいと思います。

妻の話を沢山聞いて、実験して失敗や成功を沢山経験する。パパラボ・ママラボですね。

 

そんな話を家族でしていたら、いつも以上に妻は話を聞いてくれました。

僕自身ももっと変わらなきゃいけないし、いろんな実験をして良い方法を見つけていかなければいけないので、家族の問題の中で自分の課題をしっかりクリアにしていきたいと思います。

幸い子供は勉強が嫌いではありません。いろんなことに興味を持ち頑張って宿題にも取り組んでいます。嫌いになる前に、少しでも良い環境を作ってあげたいと思いますし、一緒に勉強して一緒に成長していきたいと思います。

 

 

 

最後に、タイトルの答えですが、僕は妻の見方であり、子供の見方である^^

家族が目指す方向を一致させて2020年も素敵な家族で過ごしたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

おまけ

お昼のお祝いランチには少し遅れましたが、気持ちも全員切替えることができ、本当に良い一日になりました。最悪と思うこともこうして良い方向に切り替わるチャンスなのだと改めて気づいた一日。明日から仕事始まりますが世の中のパパ一緒に頑張りましょう!

 

 

 

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